食育活動

 幼児期は多くの事を実際に目にし、体で感じることが大事です。当学園では季節の移ろいを感じることが出来る感性を育てることが大切と考えています。その為にスクールバスを活用し、野に山に川や海に出掛けてゆきます。そこで実際に見たり、聞いたり、肌で感じたりするよう努めています。また現地で弁当を食べてゆっくりと活動してきます。何気ない日常の中で、たくさんの変化がそこにある。そのことに気付くことが出来、喜びを感じてほしい。そのことから園の畑や庭で農作物を育ててきましたが、新たに実際に給食の食材を提供してくださっている生産者の農園で栽培状況を見学したり、収穫体験を始めました。多くの食材が通年で手に入る現代において、地元の旬で新鮮な食材を使うことによって季節の移ろいを感じることの一助になればと思います。
 「美味い給食が食べたい! インスタントや冷凍食材を多用するような給食をではなく、旬で新鮮な地元食材を食べさせて欲しい」この理事長の希望に賛同した2つの業者に委託しています。春日は長野に本社を構え、全国展開する給食業者「ミールケア」。直江津は地元に店舗を構え生産業者と密接なパイプを持つ「YAGAIYAフードサービス」に委託。両社とも園内調理で手作りの給食、おやつを提供しています。店舗で保護者も味を確かめられることが可能です。

野菜の苗植え

園庭の畑やテラスで、さつまいも、きゅうり、ミニトマトやえだまめ、オクラ、ミニにんじん、丸なす、種なしピーマンなど、たくさんの種類の野菜の苗を植え、育てています。
苗植えから毎日の水やり、収穫体験を通して、食への興味・関心を高めます。

農園見学

地元のYAGAIYAフードサービスさんが提携している上越地域の農家さんは約20件あり、毎年給食に食材を下ろして頂いている農家さんを訪れ、農園見学や収穫体験を行っています。
真っ赤に育ったトマトや「上越丸えんぴつなす」など地域名産野菜の収穫体験を通して、無事収穫できた作物や育ててくれた農家の方への感謝の気持ちを育みます。

写真は浦川原区の株式会社エーエフグリーンさん

お弁当デー

水曜日はお弁当の日です。心のこもった手作りお弁当で親子のふれあいを大切にしています。
お弁当の日は特に園外保育など行事日として利用します。
また、席を変えていつもとは違うお友だちと食べることもあります。

食の応援団

YAGAIYAフードサービス

たちばな認定こども園ではYAGAIYAフードサービスさんと給食の提供業務委託を主に食育活動を連携し取り組んでいます。
地産地消を心掛け、地元で採れた美味しい食材を子どもたちに味わってもらいたいという思いで生産者と話し合い、厳選した旬の食材利用を積極的に行っています。
また調理方法にも工夫を凝らし、「五感を育む料理」をテーマに彩りや食感を生かした仕上げをして食事の中で子どもたちの「大好き」を増やしてもらえるようにしています。
あたたかい季節には農園見学や収穫体験などを引率し、子どもたちが食事を通して様々なことを自分のように感じ、食への興味・関心を高められるようにお手伝いをしています
YAGAIYAフードサービスHP
http://yagaiya.com/

ミールケア

たちばな春日認定こども園ではミールケアさんと給食の提供業務委託を主に食育活動を連携し取り組んでいます。
自宅で普段使用しない食材やひと手間かけた調理で子どもたちの「好き嫌い」を無くせるように取り組んでいます。旬の食材を使った体験を通じ、食材を触ることで季節を感じとり、子どもたちの感性を豊かにできるようにしています。また、食材を知ってもらい「食事を残さず食べる心」「食事を大切にする心」「食に感謝する心」を育み、食を楽しむ環境を創れるようにお手伝いをしています。
株式会社ミールケアHP
https://mealcare.jp/